WordPressアップデートが失敗した時の解決策|SSHでの手動アップデート手順【2025年9】

【2025年9月】WordPressアップデートが失敗した時の解決策

こんにちは。

WordPressのバージョンをアップデートしようと

思って管理画面のアップデートボタンを押したら

なんと……エラーがでてアップデートできない。

調べてみたらSSH(コマンドライン)からアップデートできる方法があったので、今後忘れないためにも記事に残しておこうと思います。

目次

アップデート前には必ずバックアップ!

アップデート作業の前に、WordPress本体とデータベースのバックアップ を必ず取ってください。

データベースのバックアップ

・phpMyAdmin、mysqlからエクスポート

wp-contentのバックアップ

・wp-content ディレクトリをまるごとコピー(FTPなどを使用)

バックアップをする理由

WordPressのバージョンを上げると、テーマやプラグインが対応していない場合があります。

その結果、サイトが動かなくなる可能性があるので、すぐに元に戻せるようにするためバックアップは必須です。

私も実際にアップデート直後に別の仕事が入って対応できなかったことがありましたが、

バックアップを取っていたおかげで助かりました。

WP-CLIでアップデートする手順

SSHでサーバーに接続

バックアップが終わったらwordpressをアップデートしていきます。

今回はSSHでアップデートするのでSSHに接続したらwordpressがあるところまで移動します。

cd /var/www/wordpress #実際のパスに置き換えてくださいね

WordPressコアファイルを最新に置き換えたいので以下コマンドを実行してください。

WordPressコアファイルを上書きダウンロード

sudo -u nginx -- wp core download --force --skip-content

・–skip-content → wp-content を上書きしない

・–force → 既存ファイルを強制的に上書き

wp: command not foundが出た人はwpコマンドをインストールするために次の手順へ

WP-CLIがない場合はインストール

cd /usr/local/bin
curl -O https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar
php wp-cli.phar --info
chmod +x wp-cli.phar
mv wp-cli.phar wp

これでwpコマンドが使えるようになります!!

WordPressのアップデート実行

管理画面から再度アップデートを試すか、コマンドで直接アップデートできます。

wp core update

どうですか?管理画面を見ると最新のバージョンにアップデートされていると思います。

まとめ

WordPressアップデート前には必ずDBとwp-contentのバックアップ を取る

管理画面から失敗したらWP-CLIを使ってSSHからアップデート

管理画面を開いてみると、無事に最新バージョンにアップデートされているはずです。

サーバーを触ることって慣れていないとかなり不安になりますが

「バックアップさえあれば最悪戻せる」という安心感を持って作業することが大事です。

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